明けまして、おめでとうございます。
本年も、どうぞよろしくお願い申し上げます。
まだまだ混沌としたコロナ禍。
今後の方向性、やること、やらないことを決めること…
小さくとも大きくとも、「決断」に対する基準を
持ちにくい時代でもあります。
殊（こと）に、私自身が気になっているのは…
ハラスメント、その先のダイバーシティ、多様性の受容を
「深く考えずに“しなくてはならないもの”」として
小手先ばかりの対応を重ねた結果、
「多様性も個性も“無きもの”として、見ない、聞かない、言わない」
ことを無難とする風潮です。
もちろん、相手を傷つける心、スタンス、表現は論外です。
しかし、
相手が何を求めているかも知ろうともせず、考えもすることせずに
「無難に、何も見ない、聞かない、言わない」は
むしろ相手の存在価値を黙殺していることに等しいとも思います。
真の意味するダイバーシティを考えれば考えるほど、
その人その人の個性・強み・多様性を非難する・否定するではなく、
惚れて尊重する、惚れてリスペクトすることが
土台ではないでしょうか。
どのような世の中の風潮・状況であっても、
「で、どうするか？」
「で、本来はどうありたいか？」
を決める自由は、いつも私たちの心の中にあります。
単なる風潮や世相に流されることのない、
真の多様性の醍醐味、面白さ、豊かさや小さな幸せをカタチにする。
その求めたい本質を忘れることなく
本年も邁進して参りたいと思っております。
本年も、共感・共鳴できる経営者の皆さまと
真のダイバーシティ経営、
真の強みを活かす経営を目指すお取り組みができますこと、
大いに楽しみにしております。
より良い日々を積み重ねる一年を、
共に創って参りましょう。
強み開発法人BHC株式会社
代表取締役
寺橋 恭子 拝
