管理職研修や経営幹部層へのマネジメント系研修で
私が信念を持ってお伝えすることの一つに、
ある事実があります。
現場では、残念ながら見逃していることが多いことなのです。
それは…
弱みの克服=課題と同じくらい、
強みの認証=褒めたたることが、
大事であること。
弱みや問題点の指摘=欠点凝視で「出来ていないこと」を指摘することは
実は容易いことです。
何故なら、
人は「欠けていること」「理想とかけ離れていること」には
眼が向きやすいから。
それを”事実として”指摘することは、
現場をより良く改善するためには大切なことです。
でも、その前提として、
”より良く改善する可能性を信じて、愛を持って指摘できているか”。
ただの”感情とストレスの吐き出し”の指摘では
現場は何も動かない。
むしろ、恨みとネガティブストレスの蓄積でしかありません。
でもそこに
「こんな強みがあるのに、もったいない!」
「あなたほどの人が、なぜこんなところでつまづいている?」
と愛あっての指摘ならば、
それは伝わり方が違う。
本人が主体的に動き出す可能性を
大いに秘めています。
だからこそ、”その”指摘の前に
「強みの認証=褒めたたること」。
そのための
”美点凝視”。
容易く言えば「いいところ探し」です。
そしてそれを、声に出して本人に伝える。
たったこれだけで、
部下や同僚、上司との関係性が大きく変わります。
問題点・課題の指摘と同じくらい、
いえ、それ以上か、
”指摘”を受け入れてもらいたいならば
必要必然の視点。
是非、現場で実践してみて下さい!
必ず”何か”が変わる実感を持つことができます。