「僕ら、もーっと〝参画〟したかったんですよ。
なのに今日は、それができなくて…」
「何が原因だったのか、反省です」
研修終了後、ほかのご受講者の質問対応中から
残って待っていてくれた若手男子4名。
そのうち流れでもう一人加わって、
皆で研修の振り返りダイアログ。
「1回目の時と同じくらい、
もーっと前のめりになりたかったんです！」
彼らの言葉をよくよく聞いていくと
〝前のめり〟になり切れなかった原因は
私にもあった。
説明が十分でなかったり、
位置付けや意図の伝え方が雑だったり。
自分では〝やっているつもり〟だったけど
十分ではなかった。
多分、彼らにしたら伝えにくいことだっただろう。
黙って帰って、
影で文句を言うだけでも良かっただろう。
事後課題のシートに愚痴書いて終わらせることも
できただろう。
でも、笑顔たたえながら、
今日お伝えしたばかりの〝自己責任意識〟に基づいて
まず自分達に原因を求めてくれた。
率直に思うところを誠意を持って話してくれた。
皆でそれぞれ反省しつつ、
「よし！次回はこうしよう！！」と
笑顔で解散できた。
…そうか。
楽しみに、そしてかなり期待しててくれたからこそ、
残念だった点は筋通して伝えておきたい、ちゃんと！
と思ってくれたんだね…
帰り道、京都駅でふらっと入った
『ぎをん為治郎』で鶏そば頂きながら
彼らの気持ちをも噛み締める。
新年の研修初登壇は、
色々と振り返りたい点いっぱい。
でも同じ位、
可愛くて仕方ない若手社員たちとの絆も
不思議と強まった。
講師として、研修では常に100点目指す。
でも、実際の100点ははあり得ない。
ましてや、想定以下の時も大いにある。
真摯に振り返るべき
〝メタ認知(客観的視点)〟の指摘を
ありがとう😊
言いにくいことを、ありがとう。
お互い成長して、
また笑顔で会おうね！！
